
最近、ママの育休が終わったので、朝の送りはパパの仕事になりました。今日は少し遅れて、保育園へ息子を送り届ける任務を遂行。
泣くこともなく、歩く足取りも軽くて「こりゃ今日も順調だな」と思っていたところ…
保育園の横に、でっかいトラックが停まっていました。
そう、保育園に給食用の食材を届けてくれる“給食トラック”です。
すると突然、息子がピタッと立ち止まり、
指をさしてこう言いました。
「あっ、きゅうしょくトラックだ〜!」
しかもなぜかテンション高め。
確かにトラック好きな息子だけど、給食トラックってそんなにアガるやつだったっけ…?と思っていたら、
そのトラックの運転手さんがニコニコしながら声をかけてくれました。
「おっ、今日も来たの?おっ、今日はお父さんと一緒だね〜!」
えっ?
ちょっと待って、今 “今日も”って言いました!?
あれ…もしかして……
うちの息子、すでに給食トラックの運転手さんと顔見知り…!?
知らぬ間に、トラックを愛しすぎて、運転手さんと交流まで始まってたなんて……
やるじゃん、我が息子!!
いつの間に!?どこで!?何回!?って疑問だらけだったけど、
何より驚いたのは、そのやりとりがとても自然だったこと。
息子がニコッと笑って、「今日のごはんは何~?」とか、運転手さんが「今日はお魚だよー。」とか
運転手さんも「またね〜!」とか声をかけてくれて、
ふたりともまるで“いつもの友達”みたいだったんです。
普段、自分が見ている息子の世界は、きっとほんの一部で。
こども園の中や、そのちょっとした隙間に、
子どもなりの“社会”や“人間関係”が育っているんだなあと実感した朝でした。
そして、自分が知らなかった息子の一面に、ちょっと感動。
「この子、ちゃんと成長してるなあ…」と、
しみじみした気持ちで、少しだけ長く保育園の門を見つめてしまったパパなのでした。
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