お花見のはずが…豪華客船とバスに翻弄された話

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今週末は「春といえば花見っしょ!」ということで、家族でお花見に行くことに。
天気よし!大人の体力よし!子どもたちのテンションもよし!と完璧な布陣で出発したんだけど…

まさかの展開が待っていた。

目的地に車で向かっている途中、長男が突然「おっきい船があるよ!」と。
見ると、確かに港にドーーーンとデカい船が!
その存在感たるや、花よりも団子よりも断然「船」。

ということで、家族会議0.5秒、即決でお花見を後回しにして、豪華客船のほうへ方向転換!

バスで近くまで行けるということで、バスに乗って船の近くまで行ってみると、
なんとそれは世界一周中の豪華客船!いまちょうど日本に寄港中だったらしい。

「でっか!!」「何階建て?!!えっ、カッコよすぎる!」と興奮する我々。
父(=私)は思わず「いつか家族でこういう船で世界一周旅行してみたいなぁ…」なんて夢を語ってしまいました。
(でもスマホで料金調べたら、0が6つか7つくらい並んでて一瞬で夢から覚めた。現実って、痛い。)

そんな大人たちが豪華客船にロマンを馳せている一方、長男の心は違うところに。

そう、バスである。

豪華客船に向かう途中で乗った、ただの路線バス。

彼にとっては、このバスこそがメインイベントだったらしく、
船を見ながら「ねぇ、バス乗ろうよ?」「船もういいから、バス戻ろう?」と、まさかのバス押し。

お、おぅ…。

「バスよりデカい乗り物見てるよ今!」と説得してみても、「でもバス、乗れるし」と至極まっとうな反論。
たしかに、船は見るだけ。バスは乗れる。彼なりのロジックがあるらしい。

長女はというと、まだ船とかバスとかはよく分かってないので、ひたすら「わぁ〜」と叫んでて可愛かった。
何を見ても感動してくれるこの時期、最高。

というわけで、花見に行ったはずが、バスと船の板挟みになるという珍道中。
親は豪華客船にときめき、子はバスにラブコール。
価値観のギャップって面白いな〜と、家族の成長(とズレ)を感じた春の日でした。

ちなみに花見はそのあと、すすすっと行ってきましたが、イベントが終了している時間でしたので
あっさりとした花見になってしまいました。写真も船の方が多かった。
それが我が家の「2025お花見」です。チャンチャン♪

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